【東京 療育】久しぶりの投稿です | 東京で自閉症や発達の遅れに応用行動分析を用いた対策方法の情報を発信

　　大変お久しぶりのブログとなりました。ABAのこと、ペッピーパッチのセラピー、療育のことを知っていただけるよう書きたいと思います。　　

　　ABAは応用行動分析のApplied Behavior Analysisの頭字語です。自閉症スペクトラム障害のための教育の方法として日本でも徐々に知られるようになっています。行動理論を使い社会的に適切な行動を増やし、不適切な行動を減らしていくことが目的です。

　　ペッピーパッチでは、生活で問題になっている行動を介入すると同時に特に言語の成長を促す課題構成でセラピーを提供しています。言葉ができるようになることで結果として問題行動がなくなることもあります。欲しいもの一つ伝えられずに癇癪に繋がっていた、癇癪にならなくともピンポイントで欲しいものを伝えられなかった世界から言葉で伝えることで人が動く、物が動く世界の窓を開けることできます。要求を通すために声を上げたり泣いたり引っ張ったりする必要がなくなります。全く別世界でしょう。

　　全く音を出せない子供がものの名前を伝えられるようになることはセラピストとして感動と興奮の経験です。しかし音が出るようにならない子供たちもいます。「話す」という音を使うことだけがコミュニケーションの方法ではないので、カードやアプリやタイプや書くことでコミュニケーションできるようになることを目指します。喋る「音」ではなくても言語として力があります。