【ABA東京】クライアントの門出に感無量 | 東京で自閉症や発達の遅れに応用行動分析を用いた対策方法の情報を発信

　　ちょうど４年半前にABAセラピーを始めたご家族がいました。お子さんは３歳後半、使える言葉は１語もなく、出せる音もありませんでした。体のバランスもおぼつかなく椅子から落ちたものを取れないほどで手先でものを掴んだり動かしたりすることも簡単にはできなくてパズル１ピースを何ヶ月も何度も何度も一緒にやりました。

　　今日そのご家族は日本を出国されました。最後のセラピーのセッションは感無量の一言でした。２〜３語文を作る練習、好きなものを伝えるだけではなく見たものを人と共有するために言葉を使っている姿を見るとたくさんのことが思い起こされ言葉になりませんでした。最初の言葉は「Water」「I(phone)」「Pan(cake)」でした。欲しいものを音で伝えることが始まった時の感動は忘れられません！何度も何度も繰り返の練習をして泣いて笑っておどろいて戸惑って。。。諦めることは一度もなかった。楽しかった〜セラピストとして私が教えられました。セラピストも成長しました。

　　ご家族とのご縁に感謝。